Exercise Therapy 運動療法
About Exercise Therapy 運動療法について
従来、肝疾患の患者さんには安静が勧められていました。しかし、近年、過度な安静により筋力の低下や糖尿病、高アンモニア血症を引き起こすなどの悪影響が起きると考えられています。そのため、サルコペニア予防における運動療法の重要性はさらに増してきています。運動療法は、筋肉量を維持し、筋力低下を防ぐために重要です。
現在は、患者さん個々の状態に合わせた運動療法が重要であると考えられています。運動療法には、ストレッチや筋力トレーニング、バランス練習、持久力トレーニングなどがあります。
今回は、簡単な筋力トレーニングの一部を紹介しますので、日常生活の中に取り入れてみましょう。
※肝不全の症状に応じては安静が必要です。必ず、主治医と運動の可否を相談してください。