田中靖人教授のB型肝炎創薬研究の記事が熊本日日新聞に掲載されました!
- 2024.05.15 | お知らせ
田中靖人教授のB型肝炎創薬研究の記事が2024年5月15日付け熊本日日新聞に掲載されました!
田中靖人教授、渡邊丈久先生、林佐奈衣先生を中心とする研究チームは、血液中のHBs抗原及びB型肝炎ウイルス(HBV)の複製を抑制する、強力で経口投与可能な新たな低分子化合物「SAG-524」を開発しました。この化合物は、HBVのRNAを不安定化させることによって、ウイルスのDNA及び表面抗原(HBs抗原)の量を大幅に低減させることができます。また、経口投与が可能であり、マウス・サルを用いた安全性試験では明らかな毒性は認めませんでした。
今回の新たな化合物発見により、B型慢性肝炎の機能的治癒への道が開かれることが期待されます。
来週はNHKでも報道される予定です。
↓熊本日日新聞
https://kumanichi.com/articles/1419690
参考リンク
↓他サイトでも掲載されました!
「B型肝炎の新薬開発に成功!新しい機序の治療法の開発は、いよいよ治験準備段階へ」(プレスリリースより)
B型肝炎の新薬開発に成功!新しい機序の治療法の開発は、いよいよ治験準備段階へ | 熊本大学 (kumamoto-u.ac.jp)
熊本大、血液中のHBs抗原及びB型肝炎ウイルスの複製を抑制する強力で経口投与可能な低分子化合物「SAG-524」を開発 – 日本経済新聞 (nikkei.com)
国立研究開発法人日本医療研究開発機構 000127031.pdf (amed.go.jp)