臨床研究について
OPT-OUT
当科では今後の消化器疾患診療に貢献できるエビデンスを発信するため、倫理委員会の承認をうけた臨床研究を行っています。 臨床研究は国が定めた「人を対象とする医学系研究に関する倫理指針」に基づき、研究対象者またはその代諾者から同意を得て行います。しかし、研究対象者への侵襲や介入がなく、診療情報等の情報のみを用いる研究に関しては情報を公開し、研究対象者等が拒否できる機会を保障することによって同意を得ることが省略できるとされています。このような方法を「オプトアウト」と呼びます。このオプトアウトとして、当科で行われている臨床研究についての詳細を下記に公開いたします。これらの研究への協力を希望されない場合は、文書内に記載されている各研究の担当者までお知らせください。研究に不参加を申し出られた場合でも、何ら不利益を受けることはありません。
Project name研究課題名
- 咽頭・食道扁平上皮癌リスク判定を目的とする軟口蓋所見を活用したAI補助診断システムの開発研究
- 食道癌ER後非治癒研究
- 憩室研究
- 消化器内視鏡に関連した偶発症の全国調査
- AIを用いた膵神経内分泌腫瘍の術後再発予測モデルに関する研究
- 頭頸部癌診療における消化器内視鏡医の役割
- 消化器内視鏡に関連する疾患、治療手技データベース構築
- B型肝炎ウイルス検査
陽性者に対する受診勧奨を目的とした病病(病診)連携システム構築及びその効果についての観察研究 - C型肝炎ウイルス検査
陽性者に対する受診勧奨を目的とした病病(病診)連携システム構築及びその効果についての観察研究 - 炎症性腸疾患に対する治療効果の症例対象研究
- 免疫チェックポイント阻害剤による免疫関連有害事象に関する観察研究
- 非アルコール性脂肪性肝疾患とプロスタグランジン受容体との関係についての検討
- 消化器内視鏡検査を契機に発見された咽・喉頭腫瘍の頻度・特徴・リスク因子に関する症例対照研究
- C型慢性肝疾患に対するエルバスビル、グラゾプレビル併用療法の観察研究
- C型慢性肝疾患に対するグレカプレビル、ピブレンタスビル併用療法の観察研究
- C型慢性肝疾患に対するソホスブビルとリバビリン併用療法の有効性・安全性に関する観察研究
- C型慢性肝疾患に対する新規経口ウイルス薬 (レジパスビル/ソホスブビル配合錠、オムビタスビル/パリタプレビル/リトナビル配合錠
- C型慢性肝疾患に対する直接作用型抗ウイルス薬(Direct Acting Antivirals;DAA)治療後の予後の観察研究
- Sirt7の炎症性腸疾患の活動性への関与の解析
- SVRが得られたC型慢性肝疾患における肝細胞癌発癌、再発に関する観察研究
- 胃内視鏡的粘膜下層剥離術(ESD)後出血に関する症例対照研究
- 急性肝不全および遅発性肝不全に関する観察研究
- 潜在性肝性脳症とサルコペニアの関連に関する臨床研究